25 Oct 2009
いくつかのメディアで、国別の貧困率のランキングが紹介されていた。その国の平均年収の半分以下の「貧困層」の割合を比較したもので、日本は15.7%と、OECD30カ国中悪い方から4番目だという。
経済にはあまり詳しくないので強くは言えないが、なんだかうさん臭い記事だ。今まであまり聞いたことのない「貧困率」という指標が、なぜ今頃クローズアップされるのだろう。平均の半分を下回る人の率、という計算に意味があるのだろうか。その計算でいけば、国民の多くが高い収入を得ていて、高額所得層と低額所得層の差が非常に少ないが、あえて内訳を見れば低所得層が多いという、豊かで富の分配が公平な国も、貧困率が高いことになってしまう。
また、97年と比較すると貧困率は1%も上昇しているのだそうだが、貧困でない国筆頭のデンマークが5%だそうだから、当時も順位が大きく変わっていたとは思えない。国中が豊かさを享受していようが、不況に苦しんでいようが、日本はそういう構造の国というだけのこと。非常に誤解を生みやすい記事だと思う。いまだに日本が豊かだとか、問題がないとかいうつもりはないし、事実日々大変なのだが、そんなことまで誰かに利用されたくはないものだと思う。
経済にはあまり詳しくないので強くは言えないが、なんだかうさん臭い記事だ。今まであまり聞いたことのない「貧困率」という指標が、なぜ今頃クローズアップされるのだろう。平均の半分を下回る人の率、という計算に意味があるのだろうか。その計算でいけば、国民の多くが高い収入を得ていて、高額所得層と低額所得層の差が非常に少ないが、あえて内訳を見れば低所得層が多いという、豊かで富の分配が公平な国も、貧困率が高いことになってしまう。
また、97年と比較すると貧困率は1%も上昇しているのだそうだが、貧困でない国筆頭のデンマークが5%だそうだから、当時も順位が大きく変わっていたとは思えない。国中が豊かさを享受していようが、不況に苦しんでいようが、日本はそういう構造の国というだけのこと。非常に誤解を生みやすい記事だと思う。いまだに日本が豊かだとか、問題がないとかいうつもりはないし、事実日々大変なのだが、そんなことまで誰かに利用されたくはないものだと思う。