「おーい、お茶を入れてくれないか」
「かしこまりました。では...」
『♪お茶から生まれたカテキン成分が、便器の黄バミも真っ白!トイレすっきり、カテキンカクシ・ファーイブ!!』
「な、なんだ!いきなり」
「お茶入れは広告付きサービスです。広告を外すには月額25ドルのオプション・フィーが必要ですが、オプションをお申し込みになりますか?」
「あ、いや、いい」
『♪入れ歯の汚れは、ばい菌のカタマリ!こすらず根こそぎ、入れ歯ブクブク!』
「なんか、汚い広告ばっかりだなあ」
「月額12ドルで、エクセレント・プランにご変更いただけます。高級車、不動産、ファッションなどの広告が中心ですが」
「いいよ、どうせ広告付きには変わりないんだろ」
「では、他に御用がなければトイレの掃除にまいります」
「あ、ああ頼むよ...」
『♪うーんち、うんち、はみだしちゃイヤイヤ♪...』

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日本最古の貨幣は和同開珎(わどうかいちん)ではなく、今では富本銭(ふほんせん)なのだそうだ。教科書で習ったのに、いつのまにか変わってしまっている。源頼朝像も、楠木正成も、西郷隆盛も、肖像だと習ったのは全部別人らしい。
こうやって日本人の常識が次々と失われてゆく。誠に嘆かわしいことだ。
ご存じの通り、2011年にテレビ放送がデジタル化される。おそらく現在でもほとんどのテレビがデジタル化されていると思うのだが、恥ずかしながら我が家では、面倒くさがってまだデジタル対応をしていない。未だにアナログ放送を見ているのだが、さすがにここにきてアナログでは不都合が目立つようになってきた。デジタル放送を見ている方には想像もつかない、アナログ放送の問題点を列記してみると...。
1.画面右上に「アナログ」の表示
アナログ放送では、画面右上に「アナログ」の文字が表示される。放送局によっては常時表示されるので、格好悪いことこの上ない。いつまでもズボラをしていないで、早く「デジタル」の文字にしたいものである。
2.CMが多い
旧式施設を稼働させ続けるコスト増等からやむをえないのだろうが、デジタルに比べアナログ放送では圧倒的にCMが多い。また番宣も多いが、アナログ放送では番宣でいわれるような「目が離せない」シーンや、「号泣」する人物を見かけたことがないので、これらはすべてデジタルのみでの放映と思われる。
3.水増し番組が多い
CMの前後で内容を繰り返す、編成期でもないのにスペシャル化して枠を引き延ばすなど、アナログ放送では、しばしば番組が水増しされる。アナログ放送では、旧式の設備で番組を作成し直さなければならないことから、必然的にデジタルに比べて番組数を少なくならざるを得ない。やむをえない手法なのだろう。
4.アナウンサーが未熟練
力のあるアナウンサーの活躍の場が主としてデジタル放送に移ったことから、アナログ放送ではアナウンサーの質が著しく低下している。読み間違え、つかえなどが日常的に見られるほか、番組の間中漫然と立ちつくすだけという光景もよく見られる。
しかし、これらの問題はあくまで一時的なものである。気になる人は2011年を待たず自主的にデジタル化すれば済むことであるし、あわてなくてもその時が来れば、すべて自動的に解消されるはずだ。
現代のゴルフが社交遊技化し、本来持っていた肉体と精神の挑戦という特色が失われてしまったことについては、関係者や良心的なファンの間でも長年問題とされてきたが、このたびゴルフの原点回帰ともいえる「サバイバルゴルフ」が誕生した。
ゴルフの歴史は古く、人類の祖先が草むらに分け入って獲物を探すハンティング行動がその原型である。過酷な自然に身を投じ、プレイヤー同士が互いの知能・体力・精神力を限界まで使って、小さな獲物を奪い合うというタフなスポーツであった。サバイバルゴルフは、その精神に立ち返ったものだ。

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江戸は元禄の時代、天下の台所として賑わう大阪船場の筋に、高麗屋と呼ばれる懐石料理の名店があった。初代の貞市が開店の折に、早馬を仕立てて富士の湧水を汲んで届けさせ、客に一杯の茶を献じたことでたちまち評判となり、大名旗本をはじめ、大店の主や歌舞伎役者など、当代一流の粋人たちが贔屓にして足繁く通うほどになった。
ところが初代の貞市が亡くなったころから高麗屋は変わり始める。客に料理を供するだけではあきたらず、佃煮練り物菓子乾物を作り置きしては土産物として売るようになったのだが、これが評判を呼んで売れに売れた。何しろ一文で仕入れたものが高麗屋の折に入れただけで一両になるのだから笑いが止まらない。その上、材料を落とせば落としただけ、手間を省けば省いただけ利が出る。材料をおごり手間を掛け、客のご機嫌をとりながら料理を作るなど、馬鹿馬鹿しくなってしまった。
ところで高麗屋では、初代が考案した鴨の椀物が名物だった。その肉だけでなく丹念に骨を砕いて髄を出し、舌に障らなくなるまで叩いて椀種に仕立てるという凝ったものだったが、これもいつしか包丁で叩く手間を惜しんでぶつ切りのまま大鍋で煮立てるだけに。そして丹波の御料池で霞網で捕らえたという触れ込みの鴨も、近隣の百姓家の庭先で飼われていたチャボに変わっていた。
だがこんなことがいつまでも続くわけはない。ある日、さる旗本の宴席で、客が出された鴨の椀の蓋をとると、中から出てきたのはほどよく炊けたチャボの首。旗本が板前を呼びつけこれは何かと問い正すと、へえこれは丹波の国の御料池で霞網にて、とやりだしたものだから、旗本は怒り心頭。鴨に鶏冠があるかと一喝し、その場で板前を抜き打ちに斬り捨てた。
話はそれだけでは終わらない。鴨に鶏冠の話はたちまち巷に広がり、日頃金に飽かして珍奇な物を食いあさる大商人や威張り腐った大名旗本たちが、実は舌馬鹿鼻詰まりと、庶民は大笑い。戯れ歌を作って大いにはやし立てたから、騒ぎはどんどん大きくなった。そもそも船場には米問屋・札差商が多く集まり、諸藩の年貢米が集まって一手に取引されていたことから、さまざまな大名家から毎年勘定方がやってきては、帰りに大阪名物高麗屋の珍味を買い求め、国元の家族や同輩、時には城主にまで土産物にするのが常だったが、それがとんだ大恥をかかされることになった。日頃贔屓にしていた商人たちの中にも、高麗屋の苦しい時に当座のものを用立てたり、新しい客を世話するなど、影に日向に大阪の誇る名店を盛り立ててきた者も少なからずいたのだが、恩を仇で返され高麗屋許すまじといきり立った。騒動以来、高麗屋の店先にはばったりと客足が途絶え、代わりに妙に殺気立った侍や通行人に扮した仕掛け人などがうろつくようになったのだが、肝心の高麗屋主人はといえば、斬られた板前と出入りの商人に罪を押し付けて奥の間に閉じ籠ったきり一切顔を出さない。
この騒ぎをはるか極楽浄土から見ていたのが、初代の貞市である。店を大きくし楽隠居の末に大往生を遂げた後もなお、諸国の料理人たちの信仰を集めて吉兆大明神と祀られていたのだが、残してきた店がおかしな商売を始めた頃からどうにも気が気でない。が、ついに大しくじりをやらかしたからには、あれも生きてはおられまい。まもなく首をくくってここに来ようから、その時にたっぷりと油を絞ってやろうと待ち構えていたのだが、当の主は件の有様である。観世音菩薩に暇乞いをし、神器の大出刃を逆手に持ち替え、蓮の座を蹴ってぬっと立ち上がるとたちまち憤怒を表し、金壺眼をかっと見開いたまま下界に飛び降りる。轟音とともに高麗屋の屋根に大穴を空け、腰を抜かした主人の前に立ちはだかった時には、すっかり悪鬼羅刹の姿。このど阿呆と一喝して高麗屋の首根っこをひっつかむと鬼の腕(かいな)に抱え込み、突然足元に空いた奈落に向かって諸共に身を投げると、うめき声をあげて待ち構える地獄の亡者の群れに飛び込んでそのまま見えなくなった。
さて唐の国では代々の王朝が滅びる時、雌鳥が刻を告げると言われている。栄華を極めながら慢心増長の果てに悲惨な最期を遂げた高麗屋の顛末を哀れんで、大阪の町ではしばらくこんな戯れ歌が流行ったという。

かうらいや、せんばの鴨が刻を告げ

おそまつ
今、あなたの背後に、霊が来ています」
「えっ!大丈夫ですか」
「安心してください。悪霊ではありません。あなたの味方、守護霊様です」
「守護霊...」
「大きな男性で、立派なヒゲを生やしてます。なるほど、あなたのお祖父さんですね」
「ああ、お祖父さん!」
「あなたをとてもかわいがっておられた」
「そうです。私も祖父が大好きでした」
「今もあなたを守っているのですよ。でも心配そうな顔をしている」
「えっ、なぜ?」
「何か言いたいことがあるようです。....『き.を.つ.け.ろ』」
「何ですか、お祖父さん!何が起こるんですか」
「..『こいつはペテン師だ』...」

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『聞け、おろかな下等動物ども!』

「あ、頭の中から声が!」

『お前たちは自分たちの星を汚し、同胞である他の生物たちを絶滅に追いやった』

「空を見ろ!あの大きな顔は何だ!う、宇宙人か!?」

『そればかりか宇宙空間まで汚染しはじめた。その報いを受ける時が来た』

「何のことを言ってるんだ!?」

『銀河系連邦の裁きを受けねばならぬ』

「何かの間違いだ!ウソだと思うなら、地球へ行ってみろ!」

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一種の時限爆弾である。以前作ったものだが、あまりの恐ろしさに長らく公開できずにいた。10時10分になると...。




見えないブラウザの方はこちら
「こちらが最新式の歩兵ロボットです」
「誰かが操縦するのかね?」
「いいえ、完全な自動式です。戦場で一瞬に敵味方を識別して、攻撃または援護します」
「敵味方の区別はどうやってつけるんだ?」
「カメラの映像の相手の顔、身長などわずかなデータから、名前、性別、年齢、国籍、宗教、経歴、収入、家族構成、最近のピザショップでの支払い履歴などを割り出し、総合的に判断します」
「そんなことができるのかね?」
「カード会社が提供する、インターネットの個人情報データバンクを参照します」

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「周辺住民の避難は終わったぞ」
「隊長も避難してください」
「バカいえ、お前を信じとる。あとどれくらいだ?」
「時限式ではありません」
「だが、表示窓に何か書いてあるぞ。『むせいげん』?」
「時間は無期限です」
「じゃあ、少し手を休めたらどうだ」
「できません。絶えずかまってないと、こんなふうに...」
「ん?表示が変わったぞ。『さみしい』...?」
「で、立ち去ろうとすると...」
「今度はなんだ?『しにたい』!」
「あっ、隊長!のぞき込んではいけません!」
「え...あ、また変わった。『おともだちがふえた』!!」

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